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2012年08月02日

ミケ子と赤ちゃん

ミケ子さんとは
仕事場の前に今年のはじめに急に出没するようになった女の子。3月の私とパートナーがインフルエンザの時に一度出産しております。その時はまったく家にも連れてこないし後でここら辺にいるのかな?と近所の人に聞いてみてもいなくお子さんを見かけたのは親方とカレー屋のおねぇさんだけでした。ミケ子さんはあまり子育てをうまくできていないのではないか?疑惑があったのでお母さんに向いていないのか?と病院の先生に相談する度に姿をくらます。
そういった感のいい子でもありました。
そうこうするうちに風邪をひいたりこなくなったりでまた妊娠。


ミケ子と赤ちゃん赤ちゃんのタオルを取ろうとする母猫ミケ子さん→
ただ、3月は妊娠中も出産後もスゴイ食欲でこんなに食べるのか?とビックリするくらいでしたが今回は食欲もあまりないので心配でした。7月28日に朝から家の前でうずくまるミケ子さん。心配で段ボールに入れて室内で様子をみるが仕事中はお外にいてもらうことに。まだそんなにお腹大きくないし、早いのではないか?と思っていました。夕方、とても具合が悪そうにまたお家に入れてほしい感じをかもしだすミケ子さん。仕事場の端っこにいれるとうずくまっているのでそのまま居てもらうことにしました。
すると、近所から仔猫の声が聞こえ始めました。ミケ子さんはうちの中だし??
と思っていると~。お向いさんの庭に一匹ネズミより小さな白い物体が動いている。あー、仔猫だとお向いさんに断り庭で捕獲するとなんと胎盤もへその緒もついていてカピカピに渇いてきている。動物病院に連絡するととりあえずぬるま湯でお風呂にいれることになりへその緒も切りミケ子さんに見えるように置いてやると・・・・
赤ちゃんのタオルの上に箱座りしてズリズリと赤ちゃんを寄せている・・・・
あのー、あなたのお子さんよ~~。と言いたくなる(一応言ったけど 笑)



ミケ子と赤ちゃんハナを拾った時よりもう少し小さめ。というより生まれてまだ数時間。
こんな仔猫近くで見たのは初めてなんです。犬は何度も見たけど~。
犬も猫もおっぱいを吸いやすいようあまりとがってない口元、耳が横についているとか同じだけど何が違うかというと頭の大きさ。病院の先生曰く犬より猫はもっと安産だから。と言っていたが頭が小さいからなのだろうか?
そしてなんだか猫に見えず。パンダの赤ちゃんに見えてしまう・・・

実は一匹目を見つけた2時間後に今度はお家の裏通りの溝にもう一匹。同じくへその緒がついている。
今度は三毛猫赤ちゃん。お風呂に入れてへその緒を切りおっぱいを吸わすと2匹とも元気にジュッジュと吸っている。
先生が『子育てする気ないかもだから育たないかもしれない。カピカピの状態だったし』と言っていたが元気だし大丈夫!と思っていた。


夜の一時くらいになると三毛猫赤ちゃんがぐったりしている。母性本能出てきたミケ子さんが舐めてあげたり一生懸命世話をしているので赤ちゃんの生命力と母猫の愛情にかけることにした。3時も同じ状態。朝、7時前に起きたらまだ温かかったが三毛猫赤ちゃんは生まれて一日も立たないうちに天国に帰ってしまった。猫赤ちゃんは平等に可愛いと思っていたけど三毛猫ってこんなに心奪われる毛色とは思ってもみませんでした。本当に可愛かったお母さんそっくりな三毛猫赤ちゃん。


ミケ子と赤ちゃんそしてお昼前にお向いのおじさんが仔猫見つけた!と箱に入れていてくれた。
もう一晩外にいるし危ないかもと思っていたがこの子は他の子より見た感じも大きくて元気そう。
胎盤、へその緒を取ってお風呂に入り母猫のおっぱいへ。一番元気である。
ミケ子さんはそのまま外にいたらどうしていたのか?と考えても仕方がないが今は立派にお母さんになっている。
ただ、調子は悪いらしく病院でレントゲンをしてもらうと便とガスがたまっている。猫トイレに一回はしていたがきっとやりにくいのかと外に出すが一向にお腹はパンパンのまま。ラキサトーンは油で下剤の作用もするのでなめさせているが未だ出てくれない。
ミケ子さんの体調のことを考えるとこの子たちが新しい家族に巡り合えるまで私と一緒に子育てすることになると思う。


ミケ子と赤ちゃんまるで子供をみないので最初は押さえつけて無理やり授乳の図。
この時は赤ちゃんを後ろ足でケリケリしようとしたりしていたがしばらくすると急に母性本能が出てきた。
ただ、おっぱいが今回はあまりでないので今から栄養をつけてもらっているところ。

楽しい『ミケ子さん子育て日記』にするつもりですが最初のこの日記だけはまじめに書いてみました。
すぐに天国に帰ってしまった三毛猫赤ちゃん。
お母さんのおっぱいも飲んで少しの間でもこの世に生まれてきて良かったと思う。
私はとても残念と思ったけど同時に出会えてよかったと思う。




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この記事へのコメント
三毛猫赤ちゃん、残念でした。。
短い間でも、お母さんと居れて良かったです。

ニャンコでも母性本能がイマイチな事ってあるんですね…
ミケ子ちゃんの体調も心配ですね。
ミケ子ちゃんも三毛猫赤ちゃんも元気になりますように…

nekosukeさんも大変でしょうが、頑張って下さいね!!
Posted by nya at 2012年08月03日 09:18
nekosukeさん、先月末から大変だったんだね。

記事読んで涙でちゃった。
三毛猫赤ちゃん、残念だったけど、少しだけでも、母乳飲めて
よかったね。

ニャンコの体調とか性格によっても、母性本能がでにくかったり
もするんだね。

改めて、うちのシロちゃんは小さい体だけど、母性本能たっぷりで、
ちび達も元気に2か月半育ってくれているのに、感謝しないとね。

ミケ子さんの体調心配だけど、どうか薬とか効いて元気
回復しますように・・・

お店もしながらの子育ても大変だけど、同じ大家族の母として(笑)
応援してるからね。
頑張ってね。nekosukeさん!!
Posted by koma at 2012年08月03日 09:27
★ nyaさん

本当に残念でした。
水玉のように模様がある三毛猫赤ちゃん
とっても可愛かった。お母さんとそっくりというところも。
忘れていた母性本能を取り戻したお母さんに愛情を
短い間でも沢山もらったと思います。

初めは勢いよく吸っていたのでまさかと思いました。
この子たちも元気で育ってくれますように。三毛猫赤ちゃんの分も。
今は母性本能いっぱいのミケ子さん。
あとはお腹の腫れがひいてくれればいいのですが・・・・。
私は見ているだけでホントに生命って不思議だなーとか
感動をもらっているので大変というより楽しいかな 笑




★ komaさん

実はね、へその緒や胎盤がくっついていた仔猫を見た時に
こまめちゃんを思い出していました。こまめちゃんもこんなに
小さかったんだろうなーって。
ミケ子さんは少し前から風邪をひいたりと家でも薬をあげていたり
だったので体調悪かったんだと思う。自分のことで必死だったのかも。
でもとりあえず安心した状態になったら思いだしたようで今は
お母さんしております♪

シロちゃんまだ身体も小さいのに立派にお母さんになってるよね。
前のアパートのパンダちゃんもシャム崩れの家のシロにそっくりな子
だったからkomaさん家のシロちゃんみると思いだすよ。
とっても子育て上手なお母さんでした。
komaさんとこもきっと大所帯になると思うよ~笑!!
Posted by nekosukenekosuke at 2012年08月03日 21:29
ミケ子さん、はじめは育児放棄をしちゃってたのかな。
でも、本能が戻って良かったよ。
強い者が生き残る・・・厳しい世界だよね。
亡くなってしまった子は本当に残念。。。
それを目の当たりにしたnekosukeさんたちも辛かったね。
でも、残ったこたち、一生懸命に生きてほしいね!
しばらくは母猫のお手伝いで大変だと思うけど、乳母nekosukeさんがんばれ!

将来この3匹行方は、まさかの・・・?
Posted by メイ at 2012年08月04日 23:59
★ メイさん

そう、初めは『こういう状況で!』と先生に電話すると
おそらく育てる気ないな・・・と言っていたのでひぃぃぃと
思っておりました。
私たちもきっと生存競争をしてこの世にいるはず。
そう思うと毎日をたんたんと過ごしていることにも不思議と
どういう人生でもありがたいなと思うことができる気がしたよ。

でね、さっき気がついたんだけど・・・
仔猫がくしゃみをし始めている。
ハナのようにこの時期に風邪をひくと命にかかわるので
ちょっと心配です。昨日までは順調だなーと思っていたので。
三毛猫赤ちゃんのぶんまで強く生きてほしい。

2ヶ月くらいになると里親募集するよー。今はまだ育児日記のみ!
Posted by nekosukenekosuke at 2012年08月05日 00:19
 
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